木製手押し車製作③ アンティーク風の加工・塗装|非電化工房ソウルのスタッフ来日!
ごきげんよう鈴木です。
今回は2月1日〜2月6日の出来事です。
2月に入り、日々忙しいですね〜
さて、手押し車の製作の続きです。
各パーツを仮組みして、全体のバランスを確認します。
先生からOKが出たので、木工ボンドとビスで本留めしました。
ボンドが乾燥して、しっかり固定が終わったところで、
アンティーク風に仕上げる加工をしていきました。
まずは古さを出す為、ダメージ加工をします。
ハンマーで叩いたり、釘で細かい虫食い穴をつけたり、ヤスリで角を削ったり…
ただやるだけだとボロボロになるので、時間が経っていく事を意識しながら加工していきます。角ばっている部分や地面と接する足は角が落ちて丸くなるだろうな、等など。
イメージしたり、実際に古いものを参考にしながら加工していきます。
先に先生が手本でやってくださいました。
そんなにガンガン強く叩くんだ…と驚いていたら、
「鈴木さん、今折角作ったのにそんなにするのかと思ってますね。でもアンティーク風にするには、このぐらいはやるんですよ」
と言われました…流石先生、するどいです。丁寧に作ったのをハンマーで叩くは少し心が痛みましたが、ぐっとこらえてダメージ加工していきました。全体に打痕や傷をつけていくのは結構時間がかかりました。
その後、塗装に入ります。ここでもアンティーク風にする為、今回は下地をブルー系、上をホワイト系の2段階で塗ってから、上の塗装にヤスリをかけて下の色を出していきます。削りすぎてもダメなので、慎重に進めていきます…
そして土曜日。非電化工房ソウルが4月からスタートするので、
そのメインスタッフ5名が合宿に来てくれました。
此処では韓国でのスタートを前に、ミーティングを重ねて皆のイメージを共有して
非電化工房ソウルをどんな場所・空間にしていきたいか話し合いました。
節分の日が近かった事もあり、節分料理でおもてなしをしました〜
翌日、見学会もありました。実際に非電化工房がどんな運営をしているか、スタッフの方たちも参加しながら体験することが出来たのはとても良かったと思います。なんと、別のグループで韓国から見学に来た方たちがいました。その日の見学会は中々他にないものになり、とても賑わい愉しかったです。
そして別の日。
非電化工房ソウルのスタッフはそれぞれ役職が決まっているのですが、その仕事だけにとらわれずに、どんな事もチームで一丸となってやっていくというイメージを固める必要があります。その為に、まずは弟子達と一緒に色々な作業をしていきました。
一緒にした作業は、手押し車のヤスリがけ。皆でごしごし削ってアンティークの風合いを出していきます。大人数だったので、あっという間に終わりました。助かった〜!
皆で相談しながらワイワイやるのは愉しい、と改めて思いました。
ひとまず完成となった手押し車。先生の評価や如何に…?
その日の夜は韓国料理をご馳走になりました。
本場の味でみんな美味しい。特にトックという韓国の御雑煮がとても美味しかった〜
お正月に出す料理らしいです。煮干しの出汁が効いたスープが絶品でした。
次週に続きます。