非電化工房弟子入り日記2016

非電化工房主催「WWOOFer研修プログラム(住み込み弟子)」にて2016年4月より弟子入りしました。1年間の出来事を綴ります。

年始め〜地方で仕事を創る塾 第19期 最終講義〜

ごきげんよう鈴木です。

今回は1月7日〜9日の出来事です

あっという間に年も明け、色々やっている間にもう下旬。早いです…

寒波と戦いながら弟子生活を送っています。

 

さて、冬休みが終わって今年最初に待っていたのは、

地方で仕事を創る塾 第19期の最終講義でした。

↓※地方で仕事を創る塾とは…↓

http://www.hidenka.net/seminar/juku/index.htm

 

最終講義は2泊3日。弟子のぶっちーが毎日美味しいお菓子を作ってくれました〜

今回は最終的なビジネスモデルの発表とブラッシュアップを行いました。

濃い時間はあっという間に過ぎて、毎回の宿題に悩む日々ももう終わりだと思うと、なんだか物足りないような気になってしまいました。

 

第19期は弟子達も塾生として参加し、一緒に講義を受け、毎回の宿題もこなし…。

想いの近い人達がこの塾に集まると、他には得難い仲間になるんだと改めて分かりました。その中に弟子達も入ることができたのはとても幸運でした。毎回夜は交流会(飲み会)で親睦を深め、塾生の方々とワイワイガヤガヤ、個人的に人生相談をしてもらったりと、色々な事があり愉しかったです。

 

弟子は第17期・第18期は交流会に参加するだけでしたので、それと比較すると第19期は塾生として同じ時間を過ごし、その中で色々話し合った事が大きく影響していて、とても仲良くなれたと感じました。それぞれの期のメンバーでカラーが異なるのも面白いです。今期は、リーダーシップを取ってくれる方が2人もいてくださり、講義も議論が深まりました。ありがとうございます。今後も塾生達で交流を続けていき、協力して愉しいビジネスをしていきたいですね。

 

塾には毎回地域おこし協力隊の方も参加されています。これからの地域おこしにピッタリ合う塾だと思います。講義には塾の卒業生で『月3万円ビジネス100の実例』(晶文社)で紹介されている方々が講師としてお話してくださるので、参考になると思いますよ〜。

 

来期は第20期、3月より開始予定です。通うのが難しい方は、通信科もあったり色々融通も効くのでご検討ください。先生曰く塾生も弟子なので、塾後も相談に乗ってくれたり、非電化工房に研修に来る方もいます。3月までなら僕達今年度の弟子もいるので、その時はよろしくお願いします。

是非参加してくださいね〜

米麹完成!減塩味噌作り+大掃除

ごきげんよう鈴木です。

今回は12月21〜23日の出来事です。
 

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さてさて、前回仕込んだ米麹が出来上がったので、いよいよ味噌作りに入ります。
米麹を多めに作ったので、醤油麹・塩麹・甘酒もついでに作りました。
 
まず甘酒から。材料は米麹、炊いた米、水
温度は60℃を超すと麹菌が死滅してしまうので、温度計で計りながら温めます。
温まったら保温調理器(シャトルシェフ等)で10〜12時間発酵させれば完成です。
無事完成し、美味しくいただきました。
 
次に醤油麹と塩麹です。今回は殺菌しておいたタッパー容器を使用しました。
基本的には醤油と混ぜるか塩と混ぜるかの違いで、どちらも一日に一回、空気を混ぜ込む為にかき混ぜます。常温で10〜14日で完成するようです。帰省とタイミングが被ったので、担当の弟子が持って帰ってかき混ぜてくれているはずです。
 
その後、味噌作りに入りました。非電化工房の味噌は麹多めの甘めの味噌です。

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まず浸水しておいた大豆を茹でて、豆摺機で大豆をすり潰します。

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塩と米麹を混ぜた後、すり潰した大豆を加えてよく混ぜます。

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今回作るのは減塩味噌です。カビ等から味噌を守る為、ウォッカに浸したキッチンペーパーで味噌玉(ソフトボール大)を包みこみます。

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更にそれをポリエチレン袋で包み、容器に隙間なく詰めていき重しをして完成です。
 

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その後は干し柿が完成したので取り込みをしました。

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今回は柿自体の糖分が足りなかったのか、甘みも少なく粉も吹きませんでした。
ですが手入れでしっかり揉んだ成果が出ていて、食感は良く美味しいです。
たくさんあるので、小分けして真空パックしていただきました。
 
そうして加工食品作りが一段落した後、大掃除をしました。
大掃除の後は藁細工作りです。今回は正月飾りを作り、お土産にしました。
稲藁を編み込む力が弱くてやり直したりしましたが、なんとかできました。
自分達で栽培したお米、その副産物の藁も今ではコンバインでの収穫が主流なので、
結構貴重なようです。本当に色々な事が体験できありがたいです。
 
あっという間に今年も終わりですね。早かった〜
4月から様々な事を学び、濃密な時間を過ごさせていただいてます。
また1月から、残りの3ヶ月間・卒業後の進路も考えつつ修行に励みたいと思います。

クリスマスパーティ+沢庵と米麹作り+地創塾

ごきげんよう鈴木です。

今回は12月13〜18日の出来事です。

非電化工房は冬季休業に入り、私も帰省しています。

やることを色々片付けたり、体が休みモードに入ったりブログが捗りませんね〜

 

さてさて。非電化工房では12月14日にクリスマスコンサートが行われ、

今週はその準備から始まりました。地方で仕事を創る塾の卒業生であり、度々お手伝いに来てくれていた大力夫妻が今回もお手伝いに参戦してくれました。ありがたいです。

 

会場セッティングを終えて、クリスマスコンサート当日。

弟子達は、それぞれ係を決めて、分担して運営にあたりました。

私は撮影係。カメラの操作方法を覚えるところからでしたが、なんとかできました。

キャンドルライトだけの照明、クリスマス音楽、フィンランドから来た本物のサンタさん、そして那須のオーガニックレストランの方々をお呼びしての様々な料理…

今年は通知が遅れましたが100人超も集まり、愉しいクリスマスになりました。

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番犬ムック。コンサート後の打ち上げで疲れて寝ています。

クリスマスコンサートの写真はカメラの中にある為、入手次第更新していきます〜

 

 

その後、片付けを終わらせ、先週の納豆作りに続いて加工食品作りに入りました。

今回は沢庵と味噌作りです。沢庵は畑で採れた大根を干し大根にしておいた物を使い、

味噌は米麹から作ります。米も勿論、田圃で作ったものを使います。

それぞれリーダーを決め、分担して進めていきました。

 

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まず沢庵から。材料を揃えます。

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大根を漬ける為の混合糠を作っていきます。といっても材料を混ぜ合わせるだけです。

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その後、容器に大根と混合糠を交互に詰めていきます。なるべく隙間なく詰めていきますが、隙間が出来てしまった場合には干し大根の葉を入れていきます。今回は勉強の目的の為、少量作るだけだったのですぐに終わりました。

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しっかり重しをしておきます。

 

次に米麹です。種菌(種麹)は予め用意してあったものを使用しました。

納豆の時は納豆菌の繁殖力の強さがある為、それほど慎重に扱っていませんでした。

今回は少し高温にして培養時間を短縮させる目的もあり、煮沸・アルコールでの殺菌やマスク・帽子・手袋で雑菌の付着を防ぐ等、できる限り徹底して作業を行います。

米を水に適正時間浸けておき、水切りをしてから蒸します。今回は蒸籠を使いました。

蒸した米を広げて冷まし、36℃程度になると種切り。種麹を撒き万遍なく混ぜます。

種切り後(培養開始)から、ある程度の間隔で手入れをしていきます。上手くいけば3日程で麹は完成します。前回同様、保温機と発泡スチロール箱で培養しました。

 

そうしているうちに週末。地方で仕事を創る塾第19期第3講義がやってきました。

塾生の中には体調を崩されて欠席する方がいたり、私も体調を崩し参加出来ない日がありました。寒さが本格的になった事が原因でしょうか、次が最終講義となるので気を付けていきたいですね。それにしても、次で最後だという事であっという間に時間が過ぎるのを感じています。最終講義に向けしっかりビジネスモデルを練っていきたいです。

クリスマスパーティの準備〜リース作り、モミの木伐採〜 +藁苞納豆作り

ごきげんよう鈴木です。

今回は12月7日〜11日の出来事です。

なんだかあっという間に時間が過ぎて年末。早いですね〜

 

さてさて。

今週は毎年行われる?非電化工房のクリスマスコンサートの準備から始まりました。

まずはクリスマスのリース作りから。自然の素材で作ります。

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素材を集めに非電化工房の近くの林に歩いていきます。

リースの輪になる、ほどよい太さの蔓を集めます。蔓が太すぎると輪を作りづらく、

見た目も綺麗では無いようです。その他に赤い実・葉っぱ等の飾りも集めます。

 

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集めた素材で作っていきます。

非電化工房のリースはシンプルにゴテゴテさせないのが大事です。

リースが出来た後、コンペが行われました。優秀作品は玄関に飾られます。

・・・弟子達の作品は選ばれませんでした。残念。

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弟子の作品です。なかなか綺麗にできてると思います! 

 

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その後、クリスマスツリーの調達です。

毎年恒例?のモミの木を切って来て会場に飾りつけます。

薪用の玉切りは沢山やりましたが、木の伐採は初めての体験でした。

それほど大木では無かったので、すんなり伐採できました。よかったよかった。

 

そうして伐採したモミの木を母屋へ運び込み、枝打ちをしてバランスを整え、

飾り付けをしていきました。非電化工房のクリスマスツリーは、ガラスカップの中にキャンドル、ジンジャーブレッドクッキー等のシンプルな飾り付けが特徴です。

 

その合間で、加工食品作りの勉強もしました。今回は藁苞納豆作りです。

藁苞納豆は稲藁の中に居る納豆菌を使って作るため、まずは藁の中から納豆菌以外を無くす為に、藁を煮沸することから始まります。稲藁の中に納豆菌が居る事も知りませんでしたが、100℃の中でも納豆菌は死なない事にも驚きました。

藁苞をシュロ縄で縛り、端を切りそろえて整形して熱湯で5分程煮ました。 

その後、茹でた稲藁をしっかり乾燥させておく間、大豆を水に浸けておきます。しっかり浸けておかないと、茹でる時に全体が茹で上がらないようです。

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しっかり水が浸かったら、納豆の食感ぐらいに程よく茹でて、藁苞に詰めます。

 

その後40℃を保っていれば1〜2日で出来るようです。保温には、保温機を使う方法と、発泡スチロール箱で代用する方法の2通りを試しました。

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保温機は、断熱された箱+サーモスタット+ヒーターで温度設定すれば自動で温度管理をしてくれる機械。便利です。

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その代用として、発泡スチロール箱+お湯を入れた甁の簡易保温機を使用します。こちらは温度計で測りながら、その都度お湯を変える必要があります。納豆のように時間のかからないものはこれでも充分だと感じました。

藁苞は湿気がこもらないよう、井桁に組んでいます。湿気がこもるとアンモニア臭がするとの事。要注意ですね。

 

納豆はどちらの保温方法でも無事完成しました。自分たちで作ったお米の藁と大豆、どちらも有機無農薬。美味しく出来て、とても有意義な時間を過ごせました。

秋のコンサート+大根埋め戻し+干し柿手入れ

ごきげんよう鈴木です。

今回は11月30日〜12月4日の出来事です。

ついに12月に入ってしまいました。皆様寒さは大丈夫でしょうか。

非電化工房は15時くらいから急に寒くなる感じで、陽も短くなるし完全に冬ですね。

今週は写真をど忘れしたのでありません。申し訳ないです。

 

さて、今週は非電化工房の秋のコンサートから始まりました。

ピアニストである先生の奥様と、那須の音楽仲間で開催したこの企画。

コンサート+アフタヌーンティーで愉しいひとときを過ごしました。

弟子の2人が作ったお菓子等々がとても活きていたと思います。美味しかったです。

その運営の合間を使って、SVO発電所の塗装を進めていきます。

 

翌日は塗装作業の後、報告会を行いました。

もう慣れたもので、資料も進行も問題なく終了しました。

 

そして、冬野菜の大根が育ってきたので、本格的に霜がおりて大根に鬆(ス)が入る前に大根の埋戻しをしました。一度掘り出して細かい根を晒してからまた土に戻すと、鬆も入らず長持ちするんですね。霜対策に藁を敷いて完了しました。

 

その後、干し柿を柔らかく、上手く白い粉が吹くようにする為にお手入れをしました。

少し乾いて芯に硬さが残っている干し柿。優しく揉んで、柔らかさを均一にします。

白い粉は柿の糖分が結晶化したものなので、柿表面を爪ブラシや歯ブラシ等で軽く擦ってやると糖分が滲み出てきて白く粉を吹くらしいです。

しかし擦った場所は言わば傷です。そこからカビの生える可能性も出てくるので、吊るしなおした後にパストリーゼ(食品用アルコール製剤)を吹きかけて殺菌しました。

 

そんなこんなで週末です。

カフェの営業と合わせて、定例の見学会も行われました。

今年最後の定例見学会という事で、改めて12月なんだと実感しました。早いです…

 

SVO発電所は様々な作業の合間に塗装を進め、だいたい完了しました。いよいよ稼働してみて防音の具合を確かめることになりそうです。その後配線作業もあるし、何事もなければ年内には完成できる気がします。

いよいよですね〜頑張ります!

SVO発電所セルフビルド ⑩扉・閂・角柱・サイレンサーの取り付け+塗装開始

ごきげんよう鈴木です。

今回は11月23日〜27日の出来事です。

 

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冬来たる。です。

11月24日は冷え込んで雪も降り、非電化工房も今年初の雪化粧をしました。

今はもう雪も解けましたが、これからどんどん寒くなってくるんですね。周りの木々もすっかり葉が落ちて寂しくなってしまいました。雪かきの出番も増えるようです。

寒さ対策して頑張ります。夜は薪ストーブ焚いて暖かいですよ〜

 

さて、今週は特にイベントも無かったので、SVO発電所建設をしっかりやりました。

今週のミーティングでは仕事のスピードが遅いと先生から指摘を受け、段取りについてもっと考えるようにと教えていただきました。間に色々な事があったとはいえ、なるほど確かに時間がかかりすぎている気はしました。もっと効率を上げて、常に皆が仕事をしている状態を作らないといけないと再確認しました。

 

今週は扉の作業から。制作しておいたドアパネルにヒンジを取り付け、仮留めします。

上手く開くか確認して、ドアパネルに砂を詰めて本留めです。

その後戸当りをドアとドア枠に留めていきます。

左ドアは必要に基本的には閉めておくので固定用の金具「ラッチ」を付けました。

ドア全体の固定には閂を使用。金具を留めて、2x4を差し込んでひとまず完成です。

 

それと並行して角柱の取り付けもしました。今回は1x6を使用し、屋根の傾斜に合わせて斜めにカットしたものを留めていきました。現合で測ってカット、合わせてみる事を繰り返していきましたが、中々隙間なくカット出来ず苦戦しました。

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扉と角柱の取り付けが完了。見栄えが良くなりました。

 

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その裏ではサイレンサーの制作です。

排気サイレンサーの箱組を制作し、中に吸音材を設置していきました。

今回グラスウールを使用しました。吸音用のグラスウールが近くに在庫がなく、断熱材用のものを代用する形となりました。サイレンサー用にカットしていき、木材で枠を作り網で挟んだものを複数作ってサイレンサーに取り付けました。

そして完成したものを発電所本体に取り付け、上手く設置できているか確認しました。

 

SVO発電所の部品製作はだいたい終わり、いよいよ塗装となりました。

その前に全体のチェックです。表面が荒い所、段差があったり、角が鋭い部分はサンダーかけして均していきます。そうして均した後は切粉を拭いて取っていき、マスキング作業に入ります。細かいマスキングが塗装の仕上がりを決めるようで、集中してマスキングしていきます。

その後、先生が調色した色を手本にして調色していったペンキを用意。

さて塗装に入ろうかと思ったら雨予報。急いで雨対策のシートを掛けていきました。

そして少し塗装をした所で今週終了となりました。

 

集中して段取りを考え、分担しながら作業したので、今までより作業スピードは上がりましたが、まだまだ改善点があり中々難しいです。早く完成させたい〜頑張ります。

 

SVO発電所セルフビルド ⑨扉の設置|干し柿作り+大豆の鞘剥き+地創塾⑲-2

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ごきげんよう鈴木です。

今回は11月16日〜20日までの出来事です。

空いた時間にコツコツ続けていた薪作りが、ようやく終了しました。長かった〜!

今年の冬は暖かく過ごせそうです。これで修行に専念できます。

 

さて、今週はまず荏胡麻の収穫をしました。シートを広げて、刈り取った荏胡麻を叩いてゴマ部分を落としていき、ザルで濾していって選別しました。それ程多く栽培していなかった為、すぐ終わりました。

 

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そして、SVO発電所の作業に移りました。

今回は扉の取り付けの為、制作していた扉パネルを持ってきて、まずは扉枠に当ててみました。すると、どうやら木材の歪みのせいか、サイズが微妙に合っていませんでした。手持ちの電動鉋を使用して上端を削って調整した後、扉の取り付けの講義を受けました。扉の取り付け、特に丁番は意外と難しいようで、慎重にやらないと開かなくなるみたいです。ビス1本で仮留めして動作確認してから、ビス留めの数を増やしていくと良いとの事でした。その後はノミので丁番取り付け用の彫り込みをしたり、別の作業で角柱の制作をする為、作業の分担をしました。途中材料が足りなくなり、買い出しに出たりもしました。

 

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その後、干し柿作りをしました。まずは渋柿の収穫からです。

高枝切り鋏と網で柿を収穫するチームと、皮を剥くチームに分かれどんどん進めていきます。そうして剥いた柿をシュロ縄に括りつけていきます。ヘタを残してカットした柿を、シュロ縄を緩めた隙間にヘタを差し込む事で固定していきます。ヘタを残せなかった柿は竹串を刺して串を隙間に差し込むようです。

 

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200個近く収穫でき、母屋の軒下に一斉に吊るした姿はとても綺麗でした。

 

その後は、大豆の鞘剥きです。シートに広げて天日乾燥しておいた大豆は、鞘が開いて大豆が出てきています。その大豆をシートで包み、上から豆と鞘を剥がすように足で踏んでいきます。そうして分かれたら、シートを揺すって重い豆は下の方、軽い鞘は上の方にズレていきます。そしてザルのようなもので濾していって選別していきました。

 

そんなこんなで、色々やっている内に週末です。

地方で仕事を創る塾第19期の2回目の講義がやってきました。

今回は毎年出展している「なすビジ秋祭り」というお祭りとブッキングしていて、

弟子が一人派遣されたりと、塾は色々忙しい中で進行していきました。

毎回行われる交流会は、今回もとても愉しく過ごせました。毎回塾のカラーは異なりますが、今回も個性的なメンバーが仲良くなってきて、ワクワクドキドキするような事ができる気がします。これからどうなっていくか愉しみですね。