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非電化工房弟子入り日記2016

非電化工房主催「WWOOFer研修プログラム(住み込み弟子)」にて2016年4月より弟子入りしました。1年間の出来事を綴ります。

試作トレーラーハウス① デザイン変更・内装工事|酵母つくり などなど

建築 加工食品 生活

ごきげんよう鈴木です。

今回は3月15日〜20日の出来事です。

15日から、住み込み弟子希望の方が研修に来て、4人での作業となりました。研修の方は飲み込みが早く気配りも出来て、作業がとてもスムーズに進みました。

 

先週、屋台からトレーラーハウスへと計画変更したので、今週のミーティングで作業手順の確認をしました。今回決まった内容は以下のとおりです。

  • 仮設場所は合宿所横のスペース
  • 屋台用で使う為の前面にある跳ね上げ式扉を、観音開きの窓へ変更
  • 窓上部に折りたたみ式の庇(ひさし)を設置
  • 内装はプラスターボード貼り。断熱材はスタイロフォーム
  • 折りたたみ式ソファベッド設置

 

上記にしたがって作業を進めていきました。 

まず不足している資材を買い出しに行きます。その後、窓枠を作る人、プラスターボードを固定する為の間柱をつける人、ドアの金具をつける人等に分かれて作業をしました。それぞれの作業が終わり、スタイロフォームを隙間に合わせてカットしていきます。隙間がないようにする為に、少し大きめにカットして微調整するのですが、そのおかげか中々スムーズに進まず…結構時間がかかりました。壁側のカットがだいたい終わり、仮組みしていたトレーラーハウスを分解して床用のスタイロフォームをカットしているところで今週は終わりになりました。

 

他には、ワイン作りの前段階として、酵母つくりをしました。

酵母は酸・強い糖・タンニン・カテキンに強く、やや低温を好むそうです。この性質を利用して酵母だけを培養する事ができるそうです。なので、甘くて酸っぱくて濃いレモンティーを作ります。酵母菌は本来、土壌にいるものが果物・花・穀物などに飛来しているので、なんでも良いそうです。今回は菌の死滅していない非加熱処理・非科学薬品殺菌の干しブドウを使用しました。 今回の保温には、簡単な方法である保温庫を使用しました。来週に経過を報告したいと思います。

 

合間に、栗の苗木を植える予定地にコンクリートが打ってあったのでコンクリートを斫る作業をしたり、立ち枯れした木を伐倒したりと、今まで滞ってた作業を片付けました。しっかりした木を伐倒するのは初めてで、チェーンソーも久しぶりでした。なんとか伐倒できてよかったです。

屋台製作⑤ 仮組み完了、そして計画変更!|最後の報告会・地創塾第20期開始

建築 イベント

ごきげんよう鈴木です。

今回は3月8日〜12日の出来事です。

 

先週に続き、屋台製作の続きです。完成したパネルを組み立てていきました。まずは土台から。後で車輪を設置する為、土台の下に鉄製の束を設置して浮かせた状態にします。

 

垂木の耐久テスト中。各パネルをドンドン組み立てていきました。

その後、屋根に垂木を設置してベニヤ板を貼っていき、仮組みが完了しました。その状態で先生にチェックしていただいたところ…

 

屋台の製作は中止して、トレーラーハウスのプロトタイプへと変更する事になりました!確かに、サイズが大きすぎる。全長3.6mは大きすぎましたかね…

 

その合間に、最後の報告会となりました。年始から忙しい日々が続き、報告会が出来ていなかったので、実に3ヶ月分の実施内容をまとめました。報告会はムーミンハウスで行いました。ここでの時間も、もう終わりなんだと思うと感慨深いです。資料も作らないでいいのは良いのかな?

 

週末は、地方で仕事を創る塾第20期の第一講義が始まりました。

前回よりも人数は少ないですが、その分濃く付き合えると思います。今回も個性的な方々で、交流会も愉しかったです。弟子はもうすぐ卒業ですが、機会があれば会いに行きたいです。その時はどうぞよろしくお願いします。

 

次週から、屋台をトレーラーハウスにすべく仕様変更していきます。

屋台製作④ 部品ほぼ完成|カフェ営業再開!

建築 生活

ごきげんよう鈴木です。

今回は3月1日〜5日の出来事です。

弟子生活もあと一ヶ月となりました…あっという間です。

 

今週はモクモクと屋台製作を続けました。

パネルもほぼ完成して、ドアの製作も完了しました。いよいよ組み立てに入ります。

 

と思っていましたが、3月からカフェの営業再開となり、それに向けて大掃除などの準備をしました。メニューのシフォンケーキを焼くのも久しぶりで、慎重に焼き上げました。この作業もなんだか懐かしいです。カフェ営業の裏では、最後の報告会に向けて資料作成に励みました。

 

そして週末は見学会もあり、その運営で今週終了となりました。

来週から、いよいよ屋台の組み立てに入ります。

 

屋台製作③ パネル作り|軽トラ納車

建築

ごきげんよう鈴木です。

今回は2月22日〜26日の出来事です。

あっという間に2月も終わり、弟子生活もあと一ヶ月…早いです。

 

さて、今週は屋台作りの続きをしました。車輪・土台は完成したので、

壁となる部分を作る人と車輪を土台に繋ぐ為の加工をする人、設計をする人に分かれてもくもくと作業をしました。全長3.6mとかなり大きな屋台になり、更にパーツ毎に分割して運べるようにする構想なので、考える事がたくさんありそうです。

 

カーブしている屋根にする為、釘を打ってアルミのL字アングルを使い墨付けします。その後ジグソーでカットしてヤスリがけしました。パネル工法なので、寸法がわかっている所から材料を切り出し、組み立てていくだけです。出来上がった後、組み立てと解体の手順をマニュアル化するように、と先生から言われました。しっかり写真を撮らないといけませんね。

 

途中、設計ソフトの使い方をレクチャーしていただきました。

そんな感じでモクモクと作業は進み、材料の切り出しは大体終わったので、

後は組み立てるだけとなりました。来週には組み上がると良いですね〜

 

 

そして、弟子事ですが、マッスーが軽トラックを手に入れました。

車種スバル サンバートラック 型式GD-TT2 モデルTT2DS2M

後期型のTBでしょうか、勿論セレクティブ4WD、MTで中々綺麗です。この軽トラで色々やる予定です。まずは装備をカスタムするみたいです。愉しみです。 

来週につづきます。

屋台製作② 車輪完成・土台作り|タンドール作り・3-biz前田商店へ訪問

ごきげんよう鈴木です。

今回は2月15日〜19日の出来事です。

 

私用が終わり那須に戻ると、車輪が完成していました。

ですが、リムの製作方法が良くなかったのか、隙間が出来ている部分がありました。

今回リムを8分割していたので、正八角形をきちんと作ってから円形にカットしていく方法が良い事がわかりました。詳しい方法は以下のサイトが参考になると思います。

 

非電化工房ソウルのスタッフは木工・建築担当の方だけ残り、

もうしばらく非電化工房で勉強していきました。

彼のニックネームはダンディー。釜山の方言で「しっかりしなさい」と言う意味だそうです。なんだか僕にも当てはまるニックネームだな〜と思います。

ニックネームと裏腹に、ダンディーはとてもしっかりしていました。

以前、木工教室で子供に教えていた経験があるので、技術は弟子達よりもありました。作業中の気配りもよくできて、勉強になりました。車輪作りは進んでダンディーがやってくれて助かりました。日本語は話せないのですが、意欲的に取り組んで色々な事をどんどん学んでいきました。

 

そんなダンディーのいる時間もあと僅かとなり、送別会も含めた新たなプロジェクト、タンドール作りが始まりました。作る方法はテラコッタ粘土で素焼きの壺を作るなど色々あるのですが、今回は時間もないのでサッと作れる方法を試す事にしました。

材料はテラコッタの植木鉢を主に使います。

植木鉢より大きいサイズのペール缶・植木鉢を用意して、二重構造にします。

下部に吸気口(今回はトタン板を加工したもの)をつけて、二重構造の隙間にパーライトを充填して断熱性を高めて、パーライトが漏れないように各隙間を耐熱セメントなどで塞げば完成です。作り方としては、ロケットストーブを作るのに似ていますね。

ペール缶型と二重植木鉢型の2つを2チームに分かれ製作しました。

 

無事完成したので、炭を熾してナンとタンドリーチキンを焼いてパーティをしました。

冬の夜、良い感じの蓋が無かったのでガンガン熱気が上に抜けていきました…もう少し改良が必要のようですね。ともあれ、焼けたナンを美味しくいただきながら、パーティを愉しみました。

 

翌日、ダンディーを送り、屋台作りの続きをしました。 

そして入れ替わりで弟子入り希望の研修の方が来て、一緒に作業となりました。

車輪の隙間に木工パテを入れてもらっています。この後サンダーでヤスリがけです。

 

 土台の材料切り出しが終わり、組み立てています。

 

その後、研修の方の体力テストをしました。

猫車に薪を積んで合宿所へ行き、そこで薪割り体験です。

まず僕が教えながら手本をする事になり…先生の前でやるのは緊張しますが、考えてみれば今回の薪は小割です。丸太よりは楽だった事に気づいてからは難なくできました。短い期間とはいえ、毎日やっていたのが効いてました。

 

 その後、先生の指導が入りながら、薪割りをやってもらいました。

経験無しという事で、様子を見ながら教えたりしてます。僕も一年前はこんな感じだったかな〜となんだか懐かしくなっていました。

 

その後、弟子達は非電化工房を離れ木更津にやってきました。地方で仕事を創る塾の卒業生でもある、前田敏之さんの所を訪ねました。以下URLです。

3-biz 前田商店: 3-biz 前田商店

前期である19期の時に講演をする予定だったのですが、予定が合わずキャンセル。折角なので塾生たちで会いに行く事になりました。場所は現在室長をしているというNPO法人たぬき工房の一室で、講演をしていただきました。以下URLです。

たぬき工房のホームページへようこそ - tanukikobo ページ!

講演の中で、トライ&エラーの話が何回か出てきました。愉しみながら、実際にやってみる事が大切なんですね。それは弟子生活でよく分かった事でもあります。一人では出来ないかも、と思っている方は、来期の地創塾に参加されるといいかもしれません。

地方で仕事を創る塾

 

そんな感じで今週は終了となりました。

来週は屋台作りの続きです。

屋台製作① 車輪作り・設計|非電化工房ソウルのスタッフ、韓国へ帰還

イベント 木工 建築

ごきげんよう鈴木です。

今回は2月8〜10日の出来事です。

 

実は手押し車製作と並行して別のプロジェクトが進んでいました。

それは、オシャレな屋台作り。非電化工房ソウルの開会式に向け、

こういう物があると愉しい、と先生が思いつきました〜

今回製作する屋台は、アースデイ那須2017で出店する時に使う予定です。

アースデイ那須をお楽しみに。

 

屋台製作は、木製の車輪作から始まりました。直径95センチ、かなり大きな車輪を作ります。車輪はオシャレな屋台に欠かせないみたいです。車輪を作れるようになるだけでスモールビジネスになるみたいです…これは頑張らねば!

 

まずは車輪の構造から学びました。

  • リム…車輪の外側の輪っかの部分。いわゆる円周部分になります。
  • ハブ…車輪の中心、軸となる部分。穴を開けて棒を通します。
  • スポーク…ハブ(中心)から放射状に伸びてリム(外側)に繋がる部分。身近な例だと自転車の車輪、細い金属線の部分です。

木製の大きな車輪を作る場合、リムをいくつかのパーツに分割するのが一般的です。今回はリムを8パーツに分割して、スポークは角材のものを16本ホゾ組みでつける事にしました。ひとつのリムに2本つく形になります。

作業は設計図を元にリム・ハブ・スポークを切り出す係に分かれ、加工に入りました。

ハブは自在錐でカット、スポークはプレーナーで削ってサイズ毎にカットします。ホゾとホゾ穴の加工もしておきます。ハンマーで叩き込んで丁度よい程度にする為、ホゾ穴は小さめ、ホゾは大きめに加工するとよいです。大きめだと後で修正もききます。

リムは1パーツの型となるベニヤ板を丁寧に作成してから、それを元に墨付けしてジグソーやバンドソーでカットしていきました。型の製作、パーツのカットは難しく、時間がかかりました。

 

非電化工房ソウルのスタッフが合宿している中、研修の方が来ました。

4月からの住み込み弟子を希望する方です。バタバタしていましたが、韓国の人達とも交流できたし、本当に良いタイミングで非電化工房に来たな〜と思います。

 

スタッフ達は、無事ミーティングも完了したので那須を軽〜くドライブしました。

観光も少しできました。愉しんでくれたみたいでよかったです。

つつじ吊橋を渡ってます。なかなか愉しかった…

 

そして5泊6日の合宿もあっという間に終わり、建築・農業部門の方以外は韓国に帰る時間になりました。朝から雪が降り、雪化粧した非電化工房でお別れをしました。

スタッフの方たちは、若い時から社会や自分の役割を考えていた志の高い人達で、とても明るくエネルギッシュです。僕達もパワーをもらいました。日本に来て、非電化工房ソウルをどんな場所にするか、ミーティングを重ね…目標するイメージが固まり、皆で共有できたようです。色々な作業を一緒にする中で、チームとしての結束も強まったと思います。非電化工房の文化をソウルに持っていき、ワクワクドキドキできるような事をやっていけると期待しています。弟子達もお手伝いに行く事もあるかもしれません。

その時はよろしくお願いします!

 

スタッフの方たちが帰った後、屋台作りの続きです。

設計の仕方について教わりました。大体の外観図や構造図をいただいているのですが、

各部の詳細な寸法や、そこから割り出される木材等の部品図の作成は弟子達でする事になりました。設計の仕方として、必要な部分は断面図を入れて構造をわかりやすくする、二重表記は避ける等、設計図だけで作業者がわかるように、どう描くべきなのか教えていただきました。今回はパネル工法で制作するので、各パネルの図面を描いて先生に渡し、チェック後PCソフトで出力していただく流れとなりました。

 

その後、車輪作りのチームと、屋台の土台作りのチームに分かれ、どんどん作業していきました。今回の車輪は釘・ネジを使わずホゾ組みなどの方法で組んでいくので、リム同士の板接ぎには間に板を噛ませる「雇い実接ぎ(合っているかな?)」方法でやっていく事になりました。噛ませる板は硬いものが好ましいようです。今回は先生が以前モンゴルに行った時に頂いた木材を使わせていただきました。

 

そんな感じであっという間に土曜日となり、

僕は私用で岩手県に行くため、非電化工房を離れました。

次回につづきます〜

木製手押し車製作③ アンティーク風の加工・塗装|非電化工房ソウルのスタッフ来日!

木工 イベント

ごきげんよう鈴木です。

今回は2月1日〜2月6日の出来事です。

2月に入り、日々忙しいですね〜

 

さて、手押し車の製作の続きです。

各パーツを仮組みして、全体のバランスを確認します。

先生からOKが出たので、木工ボンドとビスで本留めしました。

 

ボンドが乾燥して、しっかり固定が終わったところで、

アンティーク風に仕上げる加工をしていきました。

まずは古さを出す為、ダメージ加工をします。

ハンマーで叩いたり、釘で細かい虫食い穴をつけたり、ヤスリで角を削ったり…

ただやるだけだとボロボロになるので、時間が経っていく事を意識しながら加工していきます。角ばっている部分や地面と接する足は角が落ちて丸くなるだろうな、等など。

イメージしたり、実際に古いものを参考にしながら加工していきます。

先に先生が手本でやってくださいました。

そんなにガンガン強く叩くんだ…と驚いていたら、

「鈴木さん、今折角作ったのにそんなにするのかと思ってますね。でもアンティーク風にするには、このぐらいはやるんですよ」

と言われました…流石先生、するどいです。丁寧に作ったのをハンマーで叩くは少し心が痛みましたが、ぐっとこらえてダメージ加工していきました。全体に打痕や傷をつけていくのは結構時間がかかりました。

 

その後、塗装に入ります。ここでもアンティーク風にする為、今回は下地をブルー系、上をホワイト系の2段階で塗ってから、上の塗装にヤスリをかけて下の色を出していきます。削りすぎてもダメなので、慎重に進めていきます…

 

そして土曜日。非電化工房ソウルが4月からスタートするので、

そのメインスタッフ5名が合宿に来てくれました。

此処では韓国でのスタートを前に、ミーティングを重ねて皆のイメージを共有して

非電化工房ソウルをどんな場所・空間にしていきたいか話し合いました。

節分の日が近かった事もあり、節分料理でおもてなしをしました〜

 

翌日、見学会もありました。実際に非電化工房がどんな運営をしているか、スタッフの方たちも参加しながら体験することが出来たのはとても良かったと思います。なんと、別のグループで韓国から見学に来た方たちがいました。その日の見学会は中々他にないものになり、とても賑わい愉しかったです。

 

そして別の日。

非電化工房ソウルのスタッフはそれぞれ役職が決まっているのですが、その仕事だけにとらわれずに、どんな事もチームで一丸となってやっていくというイメージを固める必要があります。その為に、まずは弟子達と一緒に色々な作業をしていきました。 

 

 一緒にした作業は、手押し車のヤスリがけ。皆でごしごし削ってアンティークの風合いを出していきます。大人数だったので、あっという間に終わりました。助かった〜!

皆で相談しながらワイワイやるのは愉しい、と改めて思いました。

 

ひとまず完成となった手押し車。先生の評価や如何に…?

 

 

その日の夜は韓国料理をご馳走になりました。

本場の味でみんな美味しい。特にトックという韓国の御雑煮がとても美味しかった〜

お正月に出す料理らしいです。煮干しの出汁が効いたスープが絶品でした。

 

次週に続きます。