SBH杉皮葺き開始
ごきげんよう鈴木です。
畑では続々と野菜が実り、今は特にトマトがたくさんできて美味しいです。
じゃがいも、ピーマン系、茄子、胡瓜等など色んな野菜を採ってきて調理するのは楽しいですね。今日最後の大根を収穫し、しばらくおあづけです。収穫の終わった場所に新しく植えたり、畑も色々やっています。
そして先週からポケモンGOが日本で配信され、人気ですね。僕もスマホ持ちなので、始めてみました。合宿所にいながらポケモンを一匹ゲットできる場所があるので面白いです。細々とやっていこうと思います。
さて、晴れが続くと思っていたら、まだ梅雨明けしていなかったんですね。ぐずついた天気が続いて涼しかったり、かと思ったら陽が射して暑かったり。
今週の前半はストローベイルハウス修繕の続きです。室内の高い場所の漆喰を塗る為、足場を組立てて塗っていきました。初めて足場を組んだのですが、難しい。室内用である程度動かせるようにする為に最小構成で組んだものですが、段取りをわかっていないと組むのにかなり時間がかかるものなんですね…。勉強になりました。
その後は屋根の葺き替えを開始しました。杉皮葺きの為の杉皮を準備し、傘釘で屋根に打ち付けていきます。ストローベイルハウスの屋根は三角のパネルが6枚組み合わさったもの。杉皮は四角形なので、屋根の端に合わせて斜めにカットしいきます。現物合わせでやや大きめに墨付けし、カットしては合わせ、また少しカットして貼ってを繰り返します。経験の無い弟子達では勘で一発でカットなんて事はできず、ひたすら丁寧に行程を繰り返すのみです。そのおかげか作業は思うように進みませんでした。
そんなこんなで週末になり、今週は見学会が行われ、準備をしたり交流会に参加させていただいたりで今週は終わっていきました。来週も天気はあまり良くないようで、ずっと曇りが続けばいいのにと思います。どうぞよろしくお願いします。
木工勉強会+SBH修繕〜ルーフィング貼り〜
ごきげんよう鈴木です。
あっという間にもう7月半ば過ぎ。暑いです。虫がいるので中々長袖から替えれません。それでも暑いときは、半袖になってハッカ油を服につけて対策しています。
先週は休日の晴れから雨が続き、屋根のルーフィング貼りが出来ない日が続きました。
その間にやっていたのが木工の勉強会。色々な工具や工作機械の説明を受け、
非電化カフェで使われている椅子の製作をしました。
設計図をいただき、それを元に木材の切り出し、ほぞ接ぎの為のほぞ・ほぞ穴の加工を行いました。今回は大きな切り出し以外はなるべく手作業で加工していきました。鋸で真っ直ぐ切っていくのが難しいです。効き目で墨付けした線と鋸の線を捉え、腕を真っ直ぐ引けるように体勢を整え真っ直ぐ切っていく…うーん。やっているうちになんとなくわかってきましたが、もっとやらないと身につかないですね。休みの日にもやろうと思います。今後は工作機械の出番が増えていくことでしょう。わくわく
加工したら木工ボンドで組みます。先生に見てもらい、ダメな部分を教えていただき、修正方法やこの後の工程の説明をしていただきました。
今回の椅子はアンティーク調。古さを出す為、整えた後の椅子にハンマーで打痕をつけたり、角を丸めたり、釘で引っ掻いて傷をつけたり、バーナーで炙ったりと色々な加工をしていくそうです。ただやるだけではボロボロになるだけなので、やる毎に時間を遡るような意識で加工をするように、とのことでした。センスを必要としますね…
ちなみにカフェにある椅子の中で、お手本で先生の作った物があるそうです。
カフェに来られた方は、椅子の違いを確かめるのも愉しいかもしれませんね。
現在の椅子。バーナーで炙る手本をしてもらった為、一部分黒いです。
そして雨の合間、晴れた日を狙ってルーフィング張りを行いました。
ストローベイルハウスの屋根の角度は45度。急斜面での作業、中々ハードです。
煙突もあるので、それ用に円形にカットしたりもありましたが、1日で貼り作業は終わり。貼り終わって雨が降ってきた時はホッとしました。間に合ってよかった〜
さて来週からは晴れが続くそうです。屋根葺きできるかな?楽しみです。
ストローベイルハウス修繕
ごきげんよう鈴木です。
夏になって来た那須。晴れの日は日差しと気温がきつく体力が奪われます。作業中は水分補給をしっかりしないといけません。夜は過ごしやすいのはありがたいです。
田圃作りも終わりましたが、稲の生育管理をしなければいけません。
稲に必要な管理
- 水深(稲の生育にあった水深が必要です)
- 生育
- 雑草退治
- 病害虫退治(病気は隔離して対応。害虫は畦の草刈りで対応)
- 肥料(非電化工房では糠を撒きます)
おおまかには上記の通りです。①の水深管理のため半日毎に見回りが必要です。中々の手間ですが、田圃付近の生き物を探せるので個人的には楽しいです。
さて、今週は次のプロジェクトへ移る前に既存設備の修繕を行いました。修繕を行ったのはストローベイルハウス。2011年に完成した、B&B用のモデルケースとして建てた家です。壁は漆喰塗り、屋根はススキ葺きです。今回は漆喰の上塗り補修と、屋根の葺き替えをやっていきました。
まずコンクリート・モルタル・漆喰・屋根構造の勉強会を行い、漆喰塗りをしていきました。既に塗ってある漆喰の上からなじむように、塗った場所がわからないようにしていくのは難しく、職人の技は凄い・見てみたいと思いました。完全に乾いてから先生のチェックが入り、再修繕かどうかが決まります。きっと再補修でしょう。
そして屋根の葺き替えです。ススキを取り払い、防水シート(ルーフィング)を剥がして新しく張り、今回は杉皮葺きで仕上げます。防水シートはタッカー(大きめのホッチキスのようなもの)で留めてあるのですが、それをひとつひとつ取っていく工程で今週は終了しました。日差しの下での屋根作業は、傾斜もあり中々きついですが、屋根の上からの見る景色は綺麗でぼーっと眺めていました。
地方で仕事を創る塾18期の2回目もあり、交流会に参加しました。色々な人とお話できるのは楽しく刺激になります。非電化工房は毎週色々あって忙しく、飽きませんね。
来週には葺き替え完了できるとよいなぁ。いい天気(曇り)が続いてください!
続続続田圃作り(完)
ごきげんよう鈴木です。
ダイソーで買った竹竿で、合宿所裏の小川で釣りをしてみました。
餌はその辺を飛んでいるハエを仕留めたもの。見事に釣れました〜!
結構いけるものなんですね。そんなに大きくないのと魚に詳しくない為、
リリースしました。また暇な時にやろうと思います。
さて、ひとまず田圃は完成し、今週は田植えをしました。
手植えを体験してから、田植え機の勉強をして実際に植えていく流れでした。
田圃で作業中、田植機が埋まったりしましたが、無事植え付けは完了しました。
手植えの後に田植機の早さを見ていると、機械の凄さを改めて感じさせられました。
田圃に残された足跡。なんの動物なのでしょうか?気になります。
一ヶ月強の間、田圃作り。一から田圃を作るのは難しいもので中々思うように進まず、予定がずれ込んでしまい…今後稲がちゃんと育って収穫までいけるのかは不安ですが、まぁなんとかなってくれるでしょう。頑張ってくれたトラクター、パワーショベルに感謝です。田圃も改良点等はありますが、次のプロジェクトに移る為、来年の稲作をする弟子達に期待しましょう。頑張って〜!
その後、一ヶ月研修生・のりちゃんの送別会が行われました。
感謝の気持ちとしてケーキを焼いてくれました。田圃で採れた桑の実入りです。美味しかった〜ご馳走様でした!のりちゃんはこの後もちょくちょく通いながら研修に来てくれるそうで、またブログにも書くかもしれません。待ってますよ〜。
太陽光発電の勉強会
ごきげんよう鈴木です。
私はカエルが好きなのですが、最近田圃の周りにカエルが増えてきて、なんともいい気持ちになっています。那須には色々な種類のカエルがいて、自然の豊かさを感じます。
さて、田圃作りは水抜けのチェック段階に入り、溜めた水が抜けていれば再度トラクターで代掻きをするだけとなり、作業に人数をかけなくてもよくなりました。
そして先週は雨の降る日が多かった事もあって、室内で勉強会をしました。
今回は太陽光発電について学びました。基礎としてオームの法則から始まり、太陽光システムの機器や配線方法、合宿所の電気配線図を勉強して、例題を解いていく流れでした。例題は配線図から合成抵抗値を求めるようなものから、使用する電気量に合わせた太陽光パネル、バッテリー等の機器を選択する設備設計のようなものまでありました。
先生曰く「学生の頃に皆勉強したはずなので、知らないではなく忘れたと言ってくださいね」という事です。私はすっかり忘れていました。今年の弟子、ウシローの飼い主である通称マッスーは理系である為、今回の専属講師として活躍してくれました。
勉強会の後半、合宿所で例題を解いています。ウシローを撫でてリラックスしながら問題を解いていきました。田圃作りで体を動かしている所から急に変わって戸惑いつつ、久しぶりに座学をして、懐かしい気持ちになりました。
週の後半は畑の手入れも行いました。雑草退治がメインに、追肥入れをしました。最近は休みに出かける事が多く、中々畑の手入れをできていなかったので久しぶりに目一杯畑仕事ができました。
そろそろ田植えができる感じです。果たして6月中に植える事ができるのか?そして無事育ち、収穫できるのか?頑張りましょう。
続続・田圃作り
ごきげんよう鈴木です。
非電化工房の合宿所横には小川があり、夜には蛍が出てきています。
近くにあるツリーハウスから小川を見下ろすと良い雰囲気です。(暗いので足元注意)
さて今回も田圃作りの続き、更新が遅れたため6月22日(水)までの経過です。
今週は大力夫妻も参戦し、総勢7人での作業です。
週の前半は雨に恵まれて、代掻き作業が捗りました。
今回は代掻き・水路整備・畦塗り・畦整地を行いました。
今年の田圃は2反歩ほど作っていて、1反歩の代掻きは終了し、水を止めて水抜けがないかチェックしました。そして水抜けや勾配がある事がわかり、まずトンボや角材を引く整地作業を終わらせてから代掻きのし直しをしました。そして2回目の水抜けテストなんですが、今は雨が降っています。抜けたかわからないかも?
代掻きをしながら、分担して水路の整備です。溜池から水路へはパイプで接続が完了していて、今度は水路から田圃への接続をしました。無事成功し、水を田圃まで送る事が可能となりました。
畦を作る時に凸凹になったままだったので、平らになるようにパワーショベルと人力で整地していきました。これで草刈りも楽なようです。最初にやってしまえばよかったんですけどね。完成のイメージを持ちながら計画を立てないといけません。
大力さんのパワーショベル研修。楽しそうでしたね〜
土日のカフェのシフトにもたくさん出ていただき、こちらの田圃作業が捗りました。
お手伝いに来ていただき、ありがとうございました。
そして地創塾第18期が始まり、弟子達も交流会に参加してきました。前期とは雰囲気が変わり、その期によって全然違うのは面白いです。同姓名前一字違いの方に出会えたのは驚きました。やっぱりアダ名も同じでした。ですよね〜
なんとか形になってきた田圃ですが、果たして完成するのか。頑張ります。
続・田圃作り
おはこんばんちは鈴木です。
休みの日に色々と予定があると更新が遅れますね…
スケジュール管理の難しさを痛感しました。気をつけよう。
さて田圃作りの続きです。今週はいい天気が続きました。
まず今週は草刈りした後の草を集めて野焼きしました。
タンクやバケツで水を用意し、万全の体制でのぞみました。
前日雨が降って心配だったのですが、無事燃えてくれてよかったです。
田圃周辺には桑の木がたくさん生えているので、休憩中に桑の実を食べてます。
その後は溜池から田圃への水路を小型パワーショベルで掘っていき、
溜池の底に塩ビパイプを埋め込んで水路へ繋ぎました。
たまった水が流れているかテスト。無事成功です。
そして本格的に田圃作りを開始しました。
水平を測って地面の勾配を把握してから、トラクターで荒起し。
パワーショベルで土を寄せて整地して、畦を作っていきました。
途中小型パワーショベルのクローラーが外れたので直す作業をしたり、
メンテナンスのためにグリースを各部に注入したりと色々ありながらの作業でした。
これから畦塗りと代掻きを進めていくのですが、水が足りない…雨よ降ってくれ〜
梅雨の本気に期待です。