お米の脱穀〜足踏み脱穀機・唐箕からハーベスターまで〜
ごきげんよう鈴木です。
今回は11月9日〜13日の出来事です。
今週は非電化工房の周りで一気に紅葉が進み、
日毎に木々の色が変わっていくのを見ながら生活するのは良いものですね〜。
そして今週から弟子に新メンバーが加わります。
夏に研修に来てくれた方が3月まで一緒に修行してくれる事になりました。
途中からの参加は色々と大変だと思いますが、一緒に頑張っていきますよ〜
さて、今週は薪ストーブの講習から始まりました。
まず基本的な薪ストーブの構造を教わってから、非電化工房には全部で6つの薪ストーブがあり、それぞれの焚き方を実際にやりながら教わりました。
薪ストーブの構造は大きく分けて輻射式と対流式がある事を教わりました。それぞれの特徴を合わせた複合式もあるようで、非電化工房にも複合式がありました。
焚き方で大事なのは、空気の通り道を意識して、広すぎず狭すぎない隙間を作る事と、空想力を働かせて、炎の広がり方や薪が燃えてどう崩れるか意識して組んでいく事でした。先生の薪や焚付の積み方をじっと見て、説明した通り見事に燃えていくのを見た時はおぉ〜と感動しました。今までは何となくの感覚でやっていたので、方法論を聞いて実際にその通りに進んでいくのを見るのは、実感が伴っていてとても為になります。
そして、天日干ししていたお米が乾燥して良い具合に水分率が下がったので、
いよいよ脱穀する事となりました。
勉強の為、最初は足踏み脱穀機と唐箕を使った収穫方法を教わりました。
始めは上手く脱穀機を動かせなかった弟子達も、時間とともに慣れてきて、テキパキとこなしていった所でハーベスターの登場です。
ハーベスターの中身を見せて貰ったところ、脱穀機と唐箕の部分がちゃんとあり、構造は同じで機械化しただけなんだという事がわかりました。
いや〜機械は早いですね。時間がかかった足踏み脱穀機→唐箕の作業があっという間に終わってしまったのは驚きました。
その後、細々とした仕事をこなしてから、DEG発電所の制作に入りました。今週でようやく砂詰め作業が終わり、一息ついた所で今週が終わりました。
来週はもっと進めたい…!頑張ります。