ストローベイルハウス修繕
ごきげんよう鈴木です。
夏になって来た那須。晴れの日は日差しと気温がきつく体力が奪われます。作業中は水分補給をしっかりしないといけません。夜は過ごしやすいのはありがたいです。
田圃作りも終わりましたが、稲の生育管理をしなければいけません。
稲に必要な管理
- 水深(稲の生育にあった水深が必要です)
- 生育
- 雑草退治
- 病害虫退治(病気は隔離して対応。害虫は畦の草刈りで対応)
- 肥料(非電化工房では糠を撒きます)
おおまかには上記の通りです。①の水深管理のため半日毎に見回りが必要です。中々の手間ですが、田圃付近の生き物を探せるので個人的には楽しいです。
さて、今週は次のプロジェクトへ移る前に既存設備の修繕を行いました。修繕を行ったのはストローベイルハウス。2011年に完成した、B&B用のモデルケースとして建てた家です。壁は漆喰塗り、屋根はススキ葺きです。今回は漆喰の上塗り補修と、屋根の葺き替えをやっていきました。
まずコンクリート・モルタル・漆喰・屋根構造の勉強会を行い、漆喰塗りをしていきました。既に塗ってある漆喰の上からなじむように、塗った場所がわからないようにしていくのは難しく、職人の技は凄い・見てみたいと思いました。完全に乾いてから先生のチェックが入り、再修繕かどうかが決まります。きっと再補修でしょう。
そして屋根の葺き替えです。ススキを取り払い、防水シート(ルーフィング)を剥がして新しく張り、今回は杉皮葺きで仕上げます。防水シートはタッカー(大きめのホッチキスのようなもの)で留めてあるのですが、それをひとつひとつ取っていく工程で今週は終了しました。日差しの下での屋根作業は、傾斜もあり中々きついですが、屋根の上からの見る景色は綺麗でぼーっと眺めていました。
地方で仕事を創る塾18期の2回目もあり、交流会に参加しました。色々な人とお話できるのは楽しく刺激になります。非電化工房は毎週色々あって忙しく、飽きませんね。
来週には葺き替え完了できるとよいなぁ。いい天気(曇り)が続いてください!