種籾の芽出し
ごきげんよう、鈴木です。
非電化工房もようやく暖かく(暑く)なってきました。
今回は田圃作りの前段階、種籾の選定と芽出しについてです。
非電化工房は米を籾殻のついた状態で保存し、食べる時に籾摺りしている為、長期間の保存ができています。籾がついているのでそのまま種籾として使えるので便利です。
種籾の選定と殺菌
- 比重1.13(うるち米)1.08(もち米)の塩水につける
- 目安(比重1.13):生卵が少しだけ水面に浮く程度
- 浮いた米は取り除き、沈んだ米を種籾として使用する
- 60℃のお湯で5分殺菌
- 水につけて1〜2週間置くと発芽(400度日)
- 水は毎日交換する。バケツごと風呂の残り湯につけると芽が出やすい
バケツに水を張り、重さを測って比重1.13分の塩を用意
目安である卵が若干浮くぐらいの塩を加えました
種籾を入れて、浮いた種籾をすくい取ります。
お湯を加えて消毒。かき回して均一な温度になるようにします。
水を張り湯船につけて1〜2週間。温度が高いと発酵して味噌の香りがしますが、種籾としては大丈夫だそうです。しばらくは風呂場が醸された香りに包まれます。
この作業は前回紹介したキムさんが研修中に来ている時に行いました。
今の段階で大体芽が出てきた感じです。
そろそろ苗箱に植えていく作業に入るかと思いますので、続報をお待ちください。