非電化工房弟子入り日記2016

非電化工房主催「WWOOFer研修プログラム(住み込み弟子)」にて2016年4月より弟子入りしました。1年間の出来事を綴ります。

木工勉強会+SBH修繕〜ルーフィング貼り〜

ごきげんよう鈴木です。

あっという間にもう7月半ば過ぎ。暑いです。虫がいるので中々長袖から替えれません。それでも暑いときは、半袖になってハッカ油を服につけて対策しています。

 

 

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先週は休日の晴れから雨が続き、屋根のルーフィング貼りが出来ない日が続きました。

その間にやっていたのが木工の勉強会。色々な工具や工作機械の説明を受け、

非電化カフェで使われている椅子の製作をしました。

 

設計図をいただき、それを元に木材の切り出し、ほぞ接ぎの為のほぞ・ほぞ穴の加工を行いました。今回は大きな切り出し以外はなるべく手作業で加工していきました。鋸で真っ直ぐ切っていくのが難しいです。効き目で墨付けした線と鋸の線を捉え、腕を真っ直ぐ引けるように体勢を整え真っ直ぐ切っていく…うーん。やっているうちになんとなくわかってきましたが、もっとやらないと身につかないですね。休みの日にもやろうと思います。今後は工作機械の出番が増えていくことでしょう。わくわく

 

加工したら木工ボンドで組みます。先生に見てもらい、ダメな部分を教えていただき、修正方法やこの後の工程の説明をしていただきました。

今回の椅子はアンティーク調。古さを出す為、整えた後の椅子にハンマーで打痕をつけたり、角を丸めたり、釘で引っ掻いて傷をつけたり、バーナーで炙ったりと色々な加工をしていくそうです。ただやるだけではボロボロになるだけなので、やる毎に時間を遡るような意識で加工をするように、とのことでした。センスを必要としますね…

ちなみにカフェにある椅子の中で、お手本で先生の作った物があるそうです。

カフェに来られた方は、椅子の違いを確かめるのも愉しいかもしれませんね。

 

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現在の椅子。バーナーで炙る手本をしてもらった為、一部分黒いです。

 

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そして雨の合間、晴れた日を狙ってルーフィング張りを行いました。

ストローベイルハウスの屋根の角度は45度。急斜面での作業、中々ハードです。

煙突もあるので、それ用に円形にカットしたりもありましたが、1日で貼り作業は終わり。貼り終わって雨が降ってきた時はホッとしました。間に合ってよかった〜

 

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さて来週からは晴れが続くそうです。屋根葺きできるかな?楽しみです。