SVO発電所セルフビルド ⑦組み立て|地方で仕事を創る塾 第19期開始!
ごきげんよう鈴木です。
最近は晴れて気持ちの良い日が続いています。
今回は10月12日〜16日の出来事です。
寒くなってきたので、休日に合宿所の改装を進めています。
合宿所には土間があり、今まではそこでご飯を食べていたのですが、
場所を変えようという事で、サロンと呼ばれているスペースを
掃除・改装して此処でご飯を食べはじめました。
断熱策を考えていて色々やる事があり、本格的な冬の前に薪割りも並行してすべて終わらせてしまいたいです〜時間が限られているので急がないといけません。夕方すぐ暗くなるのが辛い所です。
さて、今週はSVO発電所のパネルがほぼ出来たので、実際に組み立てに 入りました。
まずは基礎に土台の木材を設置してビスで留めていき、調整を済ませます。
運んできた壁パネルを一枚立てて土台にビス留めしていきます。一枚目を留めたら、押さえながら二枚目を立てます。そしてパネル同士の上端を合わせて面一にして、ビス留めしてから土台に留めていきます。そして三枚目、四枚目と留めていき…
壁ができました。建てて新たに見えてきた所を修正し…
翌日は屋根パネルを設置しました。
滑り落ち防止の為、ベニヤ板で引っかかりをつくって上に設置しました。
屋根は3つに分割されたものを設置して、上で合わせて状態をみて、問題なさそうなら連結していき、一枚の屋根にしから壁パネルに留めていきました。
そんな感じで土日に入り、「地方で仕事を創る塾」第19期が開始されました。
http://www.hidenka.net/seminar/juku/index.htm
今期は弟子も塾生として参加します。僕は今回は訳あって撮影係での参加でした。
これまでは裏方で動いていたり、交流会に参加して沢山の人とお話していましたが、
塾生として参加する事はとても充実したものとなり、弟子生活の後半から卒業に向けて大事なステップになると思いました。塾では毎回宿題が出るので頑張らないと〜
小屋は建ちましたが、完成まではまだまだ先。頑張ります。
SVO発電所セルフビルド ⑥扉製作+留め継ぎ加工
ごきげんよう鈴木です。
今回は10月5日〜9日の出来事です。
日々寒くなってます。薪割りばかりして、ブログ更新を疎かにしてます…いかんです。
今週始めは報告会があり、先月の活動報告をまとめ、発表しました。
報告会にも大分慣れ、テキパキと進行できた…気がします。
報告会終わりの夕焼けと満開のコスモスがとても綺麗でした。
その後は、先週に引き続きSVO発電所を建てるべく、パネルを制作していました。
段々作業に慣れてきて、壁と屋根のパネル制作が終了。その後扉の制作に入りました。
今回、防音の為に扉も厚いパネルにしています。
そのパネル表面に板で留め継ぎ加工をする為、先生に講義をしていただきました。
留め継ぎとは、額縁等で使われている継ぎ方で、45度の斜めにカットした木材同士を貼り合わせて、継ぎ目を目立たず美しく仕上げる方法です。
スライド丸鋸等の機械で、木材を45度にカットする事は出来るのですが、中々正確なカットは出来ず、カットした木材同士を合わせてみると微妙に隙間が出来たりします。そこで、まずは木材を合わせた状態で仮留めします。次に、できた隙間に鋸を真っ直ぐ入れて、鋸の刃の厚さだけ削るようにカットしていきます。再度合わせると隙間が埋まる…とまぁこんな感じで実際にやっていきました。
まず手本で先生にやっていただきます。
先生の鋸の使い方の上手い事…綺麗な直線で木材に対して垂直に切っていきます。
そして自分の番、力を入れすぎてしまい曲がってしまいます…失敗を考慮して、木材を少し長めにカットしてあったので、木材は無駄にはなりませんでした。何度か修正の鋸を入れながら、一つ目の扉の留め継ぎは完成。そして2枚目からは弟子だけで作っていき、なんとか完成したところで今週終了となりました。
次週からできたパネルを土台の上に組み立てていきます。
いよいよ発電所が建ちます!愉しみです。
SVO発電所セルフビルド ⑤パネル製作続き
ごきげんよう鈴木です。
今回は9月28日〜10月2日の出来事です。
10月になってしまいましたーほぼ半年経過です。
もうそんなに経ったのかとも感じるし、何年もいるような感覚もあるし…
濃い日々を過ごしているので、なんだか不思議な気分です。
此処数週間は日が落ちるのが早くなり、夜も寒くなってきました。
ここでの生活にも慣れたので、これから来る冬に備え、
サボリ気味だった薪作りを再開しました。
朝ごはんを少し早くし、増やした作業開始までの空き時間を使ったり、昼休みにもやるようにして毎日少しずつやるようにしました。どのぐらい必要なのかも分からないのでたくさん作っておきたいですね。
まだ時期は早いですが、寒さに備えハクキンカイロなるものも購入してみました。
非電化工房に来るまで、この商品を全く知らなかったのですが、これは便利ですね。
触媒の量で持続時間を決められるところと、ゴミが出ないのが素晴らしいです。
弟子の冬はこれに頼る事になりそうです。
さて、今週はDEG発電所のパネル作りをしていました。
アトリエでコツコツと木材の計測・カット・確認・組み立てを行い、
途中木材の在庫確認をして、追加の木材を買い出しに行ったりしました。
何枚かパネルは完成したのですが、すべてのパーツまではいかず…
体力仕事ではなかったので、薪作りの余力があったのは良かったです。
来週は全パーツを完成させて組んでいきたいです。頑張ろう。
SVO発電所セルフビルド ④パネル製作+?
ごきげんよう鈴木です。
今回は9月21日〜25日の出来事です。
今週は3泊4日で研修の方が来られて、弟子含め4人で作業を行っていきました。
さて、秋冬野菜の植え付けも終わり、DEG発電所建設の続きです。
先週は慎重に計測・穴開けを行っていきました。
基本的に建築のプロジェクトでは、藤村先生が設計を行い、弟子達が実作業を
教わりながら行うという流れです。詳細な設計図が配布され、パネル制作開始です。
そして土台の木材を仮置きしていた時…何か違和感が。
調べた結果、基礎の水平が出ていませんでした!
思い返すとコンクリートを打つ時、他に予定があり忙しく人も足りてませんでした。
その中でよく先生から言われていた「作業毎にチェックの癖をつける」という事が出来ておらず、このような結果になってしまいました。特に初めての作業では気を付けないといけませんね。反省。
先生に相談し、今回はベタ基礎打った所から土台の木材の幅分だけモルタルを盛り、水平を取り直すという方法を取ることになりました。ベタ基礎と布基礎の合体です。
端材等を使ったスペーサーを土台にかませて浮かせて、水平をとって隙間をモルタルで埋めていくといった作業をしていきました。
その作業の裏で、設計図のチェックをして、必要な木材を計算して買い出しに行ったり、チェック終了した図面から木材の切り出し等、それぞれの担当に分かれて作業を行いました。最初に正面のパネルから作っていき、切り出した木材を計測して、木材の対角線を測って三平方の定理から直角を確認する等、細かい作業を進めていきました。
どこからビスを打って組んでいくかのポイントや、二人で作業する時の動き方、チームワークの大事さをを教えてもらいながら、仮組みしている所で今週は終了。
チェック不足の為に、予想外に時間が取られてしまいました。
段取りの大切さを改めて知った週となりました。来週はもっと作業を進めたいです。
SVO発電所セルフビルド ③基礎完成|秋冬野菜植え付け
ごきげんよう鈴木です。
休日に出かけたので更新遅れ気味…いかんです。
今回は9月14日〜18日の出来事です。
さて、先週はSVO発電所建設に向けて基礎を仕上げました。
土台の木材にアンカーボルト用の穴を開けていきます。
まず基礎に土台サイズを測った水糸を張って、
基準点を決め、基準点から伸ばして基準線を決め、
基準線からそれぞれのアンカーボルトまでの長さを測り、
計測した値を元に土台の木材に墨付けして、穴を開けていきます。
ボルトナットが土台から飛び出ない用、座ぐり穴も開けました。
と、慎重に作業を進めていき、
週の後半は農業に移りました。秋冬野菜の植え付けをしていきます。
今回植える、秋冬野菜の種類
- 白菜
- 大根
- 蕪
- キャベツ
- レタス
- ほうれん草
- 小松菜
- からし菜
- 高菜
- パセリ
- ねぎ
- 玉ねぎ
- ブロッコリー
- カリフラワー
- パセリ
- いんげん
それぞれ担当を決め、用意していただいた種と苗を植えていきました。
収穫の終わった畝等、空いている区画を探して、久しぶりにトラクターで耕起し、
元肥して植え付けしていきました。雨が多かったので、その中での作業は中々ハードでしたが、無事植え付け終了しました〜
そして、週末は「地方で仕事を創る塾」第18期最終講義があり、弟子達は交流会に参加させていただきました。18期の方々は和気藹々とした雰囲気で、交流会ではとても愉しく過ごさせて頂きました。塾生の今後に期待です!
来期の第19期は、弟子も塾生として参加しますので、どうぞ宜しくお願いします。
SVO発電所セルフビルド ②コンクリート打ち
ごきげんよう鈴木です。
休日に出かけるとブログ更新できませんね…
ある程度日頃から書いておくべきかもしれません。
今回は9月7日から9月11日までの出来事です。
さて、SVO発電所建設の為、先週は整地と砂利敷きが終わりました。
そして、今週はコンクリート打ちの作業に入りました。
今回の発電所の基礎は、ベタ基礎で仕上げます。
そしてアンカーボルトを埋め込み、土台の木材を接続していきます。
コンクリート練りは、色々な方法があります。今回は初めに左官鍬で人力で練る方法をやり、次に手持ちの電動ミキサーを使った方法を行いました。
いざコンクリートを練る行程では、腰が座っていないと注意を受けました。腰を痛める元になるし、もっとドッシリ構える事を意識してやらないといけませんね。砂利を混ぜると途端に鍬の抵抗が強く、中々体力を使いました。水を足したり、次の行程を意識して動く事も注意を受け、初めての作業でも集中して動く事が大事だと感じました。
アンカーボルトを埋め込み、表面をモルタルで整えてコンクリートは完成。
雨対策でタープを設置して作業をしました。この後、周りの溝に砂利を敷きます。
コンクリート打ちの後、軽トラで長い木材を南京結びで固定する方法を教わり、土台となる木材(ベイマツ)を買いに行きました。この木材にアンカーボルト用の穴を開けていきます。
他には雨の日の作業として、弟子の木工技術向上の為、母屋のキッチン周辺の家具作りが計画されました。木口や木端の事、ダボ継や飾り板等、上手く木材の綺麗でない面を隠す方法等を教わり、実際に家具の設計を自分たちでしてみる事になりました。外作業が出来ない時は家具作りを進める事になりそうです。
週末は見学会が行われ、準備やカフェ営業等で終わりとなりました。
来週から小屋のパーツを組み立てていく事になりそうです。愉しみです。
SVO発電所セルフビルド ①新プロジェクト開始!
ごきげんよう鈴木です。
9月になってしまいました。時が経つは早いですね…
今回は8月31日(水)から9月4日(日)までの出来事です。
さて、新プロジェクトの開始です。
非電化工房では、今後太陽光発電とディーゼルエンジン発電機(以下DEG)を使って工房内の電力を賄い、東京電力から脱却しようという計画がありまして、ついにそのプロジェクトが始動したのです〜!
大まかな内容として、
- DEG発電所の建設
- DEG用電気配線
- 太陽光発電で照明とPCの充電をする
- DEGで家電や工作機械を動かす。天ぷら油の廃油、無ければ灯油を使う
- 非常電源として基本料のかからない電力会社「ループ電気」と契約する
このような感じでしょうか。
発電所といっても、発電機とタンクが入る大きさですので、小屋程度の大きさです。
今回はツーバイフォー工法で建てるようです。初めての建築という事で、愉しみです。
非電化工房では母屋・アトリエ・合宿所で3つ契約しており、基本料が多重にかかっていました。こういった場合、電力会社の変更はとてもメリットがありますね。電力自由化の良い所がこういう部分で出ています。
さてさて、そうしてDEG発電所建設が始まり、まずは建設予定地の整地をしました。
小型パワーショベルの操作を研修生にも教えながら、作業を進めていきました。
整地ができたら、基礎用の穴を掘り、砂利を敷き、踏み固め、合板でコンクリート用の囲いを作り、後はコンクリートを流し込むところまでは進みました。
週の途中では、盆休みもあり一ヶ月放置してしまった田圃の草取り、太陽熱温水器のメンテナンス、見学会の準備等があり、中々メインプロジェクトは進みませんでした。
ある日の晩ごはんは、パン屋さんをやっている短期研修生に、生地から作ってもらい、石窯でピザを焼いてパーティーをしました!美味しかった〜流石プロです。
そして、この週で短期の研修期間が終了となりました。
エネルギッシュでよく気が付く方で、弟子生活にもすぐに馴染む等、
見ていてこちらが色々勉強になる部分が多かったです。
短い間でしたがありがとうございます。また何時でも来てくださいね〜!
来週からはコンクリートを流し込み、小屋を建てていきます。
愉しみです。頑張るぞ〜!