太陽光発電の勉強会
ごきげんよう鈴木です。
私はカエルが好きなのですが、最近田圃の周りにカエルが増えてきて、なんともいい気持ちになっています。那須には色々な種類のカエルがいて、自然の豊かさを感じます。
さて、田圃作りは水抜けのチェック段階に入り、溜めた水が抜けていれば再度トラクターで代掻きをするだけとなり、作業に人数をかけなくてもよくなりました。
そして先週は雨の降る日が多かった事もあって、室内で勉強会をしました。
今回は太陽光発電について学びました。基礎としてオームの法則から始まり、太陽光システムの機器や配線方法、合宿所の電気配線図を勉強して、例題を解いていく流れでした。例題は配線図から合成抵抗値を求めるようなものから、使用する電気量に合わせた太陽光パネル、バッテリー等の機器を選択する設備設計のようなものまでありました。
先生曰く「学生の頃に皆勉強したはずなので、知らないではなく忘れたと言ってくださいね」という事です。私はすっかり忘れていました。今年の弟子、ウシローの飼い主である通称マッスーは理系である為、今回の専属講師として活躍してくれました。
勉強会の後半、合宿所で例題を解いています。ウシローを撫でてリラックスしながら問題を解いていきました。田圃作りで体を動かしている所から急に変わって戸惑いつつ、久しぶりに座学をして、懐かしい気持ちになりました。
週の後半は畑の手入れも行いました。雑草退治がメインに、追肥入れをしました。最近は休みに出かける事が多く、中々畑の手入れをできていなかったので久しぶりに目一杯畑仕事ができました。
そろそろ田植えができる感じです。果たして6月中に植える事ができるのか?そして無事育ち、収穫できるのか?頑張りましょう。
続続・田圃作り
ごきげんよう鈴木です。
非電化工房の合宿所横には小川があり、夜には蛍が出てきています。
近くにあるツリーハウスから小川を見下ろすと良い雰囲気です。(暗いので足元注意)
さて今回も田圃作りの続き、更新が遅れたため6月22日(水)までの経過です。
今週は大力夫妻も参戦し、総勢7人での作業です。
週の前半は雨に恵まれて、代掻き作業が捗りました。
今回は代掻き・水路整備・畦塗り・畦整地を行いました。
今年の田圃は2反歩ほど作っていて、1反歩の代掻きは終了し、水を止めて水抜けがないかチェックしました。そして水抜けや勾配がある事がわかり、まずトンボや角材を引く整地作業を終わらせてから代掻きのし直しをしました。そして2回目の水抜けテストなんですが、今は雨が降っています。抜けたかわからないかも?
代掻きをしながら、分担して水路の整備です。溜池から水路へはパイプで接続が完了していて、今度は水路から田圃への接続をしました。無事成功し、水を田圃まで送る事が可能となりました。
畦を作る時に凸凹になったままだったので、平らになるようにパワーショベルと人力で整地していきました。これで草刈りも楽なようです。最初にやってしまえばよかったんですけどね。完成のイメージを持ちながら計画を立てないといけません。
大力さんのパワーショベル研修。楽しそうでしたね〜
土日のカフェのシフトにもたくさん出ていただき、こちらの田圃作業が捗りました。
お手伝いに来ていただき、ありがとうございました。
そして地創塾第18期が始まり、弟子達も交流会に参加してきました。前期とは雰囲気が変わり、その期によって全然違うのは面白いです。同姓名前一字違いの方に出会えたのは驚きました。やっぱりアダ名も同じでした。ですよね〜
なんとか形になってきた田圃ですが、果たして完成するのか。頑張ります。
続・田圃作り
おはこんばんちは鈴木です。
休みの日に色々と予定があると更新が遅れますね…
スケジュール管理の難しさを痛感しました。気をつけよう。
さて田圃作りの続きです。今週はいい天気が続きました。
まず今週は草刈りした後の草を集めて野焼きしました。
タンクやバケツで水を用意し、万全の体制でのぞみました。
前日雨が降って心配だったのですが、無事燃えてくれてよかったです。
田圃周辺には桑の木がたくさん生えているので、休憩中に桑の実を食べてます。
その後は溜池から田圃への水路を小型パワーショベルで掘っていき、
溜池の底に塩ビパイプを埋め込んで水路へ繋ぎました。
たまった水が流れているかテスト。無事成功です。
そして本格的に田圃作りを開始しました。
水平を測って地面の勾配を把握してから、トラクターで荒起し。
パワーショベルで土を寄せて整地して、畦を作っていきました。
途中小型パワーショベルのクローラーが外れたので直す作業をしたり、
メンテナンスのためにグリースを各部に注入したりと色々ありながらの作業でした。
これから畦塗りと代掻きを進めていくのですが、水が足りない…雨よ降ってくれ〜
梅雨の本気に期待です。
お米作り〜田圃用の溜池完成〜+報告会
ごきげんよう鈴木です。
今週はイベントもなく、色々作業ができました。
まずは畑の作物の生育状況を報告する事から始まり、みんなで見て回って先生にチェックしていただきました。自分の野菜は全体的に土寄せが甘いようです。気をつけよう。
その後は畑でご指導のあった部分を直したり、
苗の生育中だった種籾を、トンネル状のビニールハウスを作りそちらへ移しました。
そして今週は報告会がありました。報告会は一ヶ月毎に行われます。
前月は忙しくて行えなかった事もあり、2ヶ月分まとめて行いました。
今回の開催場所はムーミンハウス。良い天気でした〜
報告会では、
- 前月の活動内容
- 習得した技術
- 学んだ考え方(哲学)
- 学んだビジネスモデル
- できた仲間
をレポートにまとめて発表します。やった事や先生の仰った事はすべて書き、改めて全員でそれを共有する事が目的です。作業分担している場合があるのでこれは重要です。
初めての報告会で2ヶ月分。結構なレポートの量になったのですが、やはり抜けが多くて他の弟子のレポートで気付かされる事が多かった…。同じ勉強やお話を聞いているはずなのに、それぞれ着眼点の違いがあって内容の違うレポートになるのは面白いです。
その後は田圃作りの続き。 溜池の代掻き・畦塗りが終わりました。
何度もトラクターが泥にはまり、打ちのめされそうになりながらの作業でした。
うまく水が溜まってくれるといいけど…頼みますよ。
ようやく田圃本体へ作業が移りそうです。
わかってはいましたが、かなり大規模なプロジェクトですね。
果たして田植えに間に合うのか…?頑張ります。
有機無農薬お米作り〜苗箱・田圃作り〜|一ヶ月弟子参戦!
ごきげんよう鈴木です。
飼い主マッスーに許可をもらい弟子犬ウシローにご飯粒をあげたら、懐いてくれて毎日キラキラした瞳で見られています。餌あげすぎちゃう飼い主の気持ちがわかりました。
さて、ここ最近はイベントの連続で作業が中々進みませんでしたが、今週からは落ち着いて作業に専念できそうです。それでは今週の流れを振り返ります。
今週はまず種籾の芽出しが終わり、苗箱を作る作業をしました。
苗箱一箱毎の種籾の量を測り、蒔いて覆土していきます。
温度を上げ、乾燥を防ぐ為にプチビニールハウスにします。
芽が出てきました。成長が楽しみです。
そして、今週から新しく研修生がやってきました。
ニックネームはのりちゃん。料理が上手でほんわかした雰囲気のお方です。これから一ヶ月の間、一緒に弟子生活をしていきます。今週はのりちゃんも加わり総勢5人で、田圃作りを主軸として、草刈りや畑仕事、設備補修など細々した作業をしました。そして土曜日に行われた見学会の準備をするといった流れでした。
畦塗り作業。重機での作業後、人力で畦を塗って整えていきました。
非電化工房の草刈り。植えている花と雑草を区別して細かく刈っていきました。
定期的に開かれている見学会。途中ティータイムがあり、今週は4月から一緒に弟子をしている通称ぶっちーが和菓子を作ってくれました。和菓子屋さんで働いた経験があり、今回作ってくれたのは道明寺。美味しくて参加者の皆さんにも好評でした。
日差しが強くなってきたので、暑さに気をつけて来週も頑張ります。
アースデイ那須2016
ごきげんよう、鈴木です。
今週は田圃作りや畑の手入れを行い、週末にイベントに参加してきました。
5/21(土)・22(日)にアースデイ那須2016が開催されました。
非電化工房も出展し、コーヒーと餅(杵と臼でつきたて)の販売、非電化カフェや地創塾の告知、非電化工房で販売している製品の展示などを行いました。弟子は実行委員会としても参加しており、会場設営と非電化工房の出展用の準備に大忙しでした。
なぜ餅なのかというと、藤村先生が大好きだからです〜
当日も餅つきを1日あたり4回行う為、常に餅の準備をしながらカフェを運営していました。1日目はバタバタしてましたが、2日目にはなんとなく担当が決まってうまく立ち回れたかな?私はもち米を蒸す為の釜炊きをずっとやってました。快晴の中の釜炊きは中々熱かったですね!
準備から開催中をざっと紹介します。
お餅を包むための朴葉(ほおば)を集めて、洗って乾かしました。
朴の木は合宿所裏に生えてます。
竈用に小さめの薪を用意するためみんなで薪割りしてます。
リストアップしたものを準備したら積み込みです。
当日の様子。椅子をたくさん配置し、テントの中でも休めるようにしていました。
お手伝いに参戦してくれた大力夫妻。準備に接客に大活躍でした。
ソーラー・フード・ドライヤーでドライアップル作りの実演をするため、林檎を切ってもらってます。水分が多いものだったので、2日目に完成でした。笑顔が眩しい!あ〜
色んな人に餅つきを体験してもらいました。
あんこ・ゴマ・きな粉の三色餅。子供はきな粉が大好きで一色餅希望が多かったです。
当日は1日目の夕方にわか雨が振りましたが、それ以外はいい天気で過ごせました。餅つきも自分でやったのは初めてで、こんなに餅を食べたのも初めてでした。1日目の交流会での食事、2日目の昼食まかない美味しかった〜楽しい2日間でした。
心残りとしては、忙しくて会場をゆっくり回る時間がなかった事でしょうか。色々あったワークショップに参加したかったなぁ。来年はゆっくり見て回りたいと思います。
夜は実行委員会の打ち上げに参加。色々話せたし冷えたビールが最高でした。
休日の今、打ち上げの残り物グリーンカレーを食べています。美味し。
来週からは新たなメンバーが加わり、田圃作り再開です。
はたして田植えに間に合うのか?頑張ります。
種籾の芽出し
ごきげんよう、鈴木です。
非電化工房もようやく暖かく(暑く)なってきました。
今回は田圃作りの前段階、種籾の選定と芽出しについてです。
非電化工房は米を籾殻のついた状態で保存し、食べる時に籾摺りしている為、長期間の保存ができています。籾がついているのでそのまま種籾として使えるので便利です。
種籾の選定と殺菌
- 比重1.13(うるち米)1.08(もち米)の塩水につける
- 目安(比重1.13):生卵が少しだけ水面に浮く程度
- 浮いた米は取り除き、沈んだ米を種籾として使用する
- 60℃のお湯で5分殺菌
- 水につけて1〜2週間置くと発芽(400度日)
- 水は毎日交換する。バケツごと風呂の残り湯につけると芽が出やすい
バケツに水を張り、重さを測って比重1.13分の塩を用意
目安である卵が若干浮くぐらいの塩を加えました
種籾を入れて、浮いた種籾をすくい取ります。
お湯を加えて消毒。かき回して均一な温度になるようにします。
水を張り湯船につけて1〜2週間。温度が高いと発酵して味噌の香りがしますが、種籾としては大丈夫だそうです。しばらくは風呂場が醸された香りに包まれます。
この作業は前回紹介したキムさんが研修中に来ている時に行いました。
今の段階で大体芽が出てきた感じです。
そろそろ苗箱に植えていく作業に入るかと思いますので、続報をお待ちください。